2014-04-03 第186回国会 衆議院 総務委員会 第12号
平成二十五年十二月に改正しました現行の指針におきましては、第三世代の携帯電話に加えましてLTE方式の電話からの影響に関する調査結果に基づきます、生体電磁環境に関する検討会による提言を踏まえまして、携帯電話の使用に当たっては、植え込み型医療機器の装着部位から十五センチ以上離すことというふうにしているところでございます。
平成二十五年十二月に改正しました現行の指針におきましては、第三世代の携帯電話に加えましてLTE方式の電話からの影響に関する調査結果に基づきます、生体電磁環境に関する検討会による提言を踏まえまして、携帯電話の使用に当たっては、植え込み型医療機器の装着部位から十五センチ以上離すことというふうにしているところでございます。
また、総務省で平成九年より開催した生体電磁環境研究に関する研究会では平成十九年の三月に調査結果をまとめまして、電波の安全基準の範囲内であれば健康に悪影響を及ぼす証拠はないことを再確認しているところでございます。
また、委員からお話ありました、この電波の人体への影響でありますけれども、これは総務省にしましても、平成九年より生体電磁環境研究による研究会というものを開いてきまして、その調査研究の結果では、この電波防護指針値以下の電波では健康に悪影響を及ぼす証拠はないということを確認はしておりますけれども、引き続きこれからも検討していきたい、こういうように思っています。
私、まず最初に、携帯電話から出る電波に関して伺いたいと思うんですが、昨年一月三十日に生体電磁環境研究推進委員会の中間報告が出されまして、この報告に対して一部マスコミでは、携帯電話の健康への影響はない、安全宣言がされたと報道されました。ところが、私、この中間報告を見てみますと、「これまでの成果では、」とか「現時点では」という限定的なものです。
これは厚生省の方もやっておりますが、今年度からは、電波が長期的に生体に与える影響を調査する動物実験や、あるいはまた携帯電話の使用と脳腫瘍との関係についての疫学的な調査とか、さらには生体電磁環境に関する国際的な政策担当者会合の開催など、今後一層の取り組みをいたしまして充実を図りまして、国民の皆さんに対して安心してくださいということが広く周知徹底できるように、またその調査結果、研究結果等々をしっかり公表
なお、電波防護指針を策定した平成九年、一九九七年、電気通信技術審議会の生体電磁環境委員会の構成委員は二十一名中八名が医学系の専門委員となっており、さらに電波の人体に与える影響の研究を推進している生体電磁環境研究推進委員会におきましては、十八名中半数の九名が医学系の委員となっているところであります。
また、九八年九月二十九日に、携帯電話の短期暴露では脳に障害を与えないとの生体電磁環境研究推進委員会の研究結果を発表しております。 しかし、現在の防護指針は、電波の生体影響でいいますと熱作用が支配的だ、熱作用の生じない低レベルの暴露は健康に障害を与えることがないということで熱作用以外の作用は無視しているとの専門家の指摘もございます。
現在、郵政省といたしましては、この答申で提言されました研究を厚生省などの関係省庁、それから大学などと連携して推進していくこととしておりまして、昨年十月、生体電磁環境研究推進委員会というものを発足させました。ここで動物実験や細胞レベルでの電波の影響などの研究を推進しているところでございまして、今後とも、これはなかなか長期間かかる問題でございますけれども、取り組みを重ねていきたいと考えております。